つみな採取ノート of 野草エキス 「つみな」



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エキスの原料となる野草の採取に出かけたときの様子です。
野草は栽培品ではなく、自然の状態で自生しているものを店主みずからスタッフと共に採集しています。
店主の住む東京から西方面の武蔵五日市、青梅、秦野を中心に、きれいな湧水が出るところや川の上流などで土地の所有者の許可を得て採らせてもらっています。

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aaa最近の様子はブログでお知らせしています。→ブログ



採取ノート2014 -
ツユクサ
2014年6月/10月

ツユクサは梅雨の頃からちらほらと花を咲かせ、晩秋の頃まで採取することができます。毎年、夏の終わり頃に採りに出るのですが、今年は6月にカキドオシを採っている時に、少しまとまって咲いている場所がありましたので、少しだけ先に摘んでおきました。

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下の写真は10月に改めて採取に出かけたときのものです。
ツユクサの語源に<花に露がつくから>という説があります。
実際に夏の終わりから晩秋にかけて、朝の早い時間に露がつくことが
あります。

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写真は良い感じに水滴がついていますが、残念ながらこれは朝露ではありません。この日は朝から小雨が降っていたのです。きっとこんな感じになるのだろうと写真に撮っておきました。

降ったりやんだりのお天気でしたので、野草摘みとしてはあまり良いコンディションではありませんでしたが、ツユクサのみずみずしい姿を収めることができました。そして収穫量もまずまず。6月は少量でしたので、それを補うに十分の量を採ることができました。

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今年は2回にわけて摘みに行きましたので、販売時期も11月と、来年の3月の2回になります。


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採取ノート2014 -
ドクダミ

2014年7月

今年はドクダミを取るために山に何度も足を運ぶことになりました。
最後に行ったのは7月下旬。東京の平野部ですと、本来ならこの時期は花は終わって葉の色もくすみはじめる頃です。でも山の上はまだまだ大丈夫。花もたくさん咲いていますし、二度生えと思われる新しい葉も青々と茂っていました。

とはいえ、なぜこの時期まで取りに出かけたかといえば、今年は質のよいドクダミがなかなか集らなかったのです。最初に行った場所では山道沿いにびっしりと群生していて、一瞬、大収穫の予感をさせてくれていたのですが・・・

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写真では青々ときれいに写って見えていますが、近くでよく見ると、全体に元気がなく、成長不良な印象で、赤茶色の斑点が入っているものがたくさんありました。
冬の大雪と、春に雨が少なかったことが影響しているのではないかと地元の方の見解を伺いました。

こんなに大量のドクダミが目の前にあるのに良品はごくわずか。なんとももどかしい限りでした。

こちらはやっとみつけたきれいな葉の群生。
こういう場所は本当にごくわずかでした。

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毎年、山で採るドクダミは、茎はしっかりと太く、葉は肉厚で、手で触れるとその勢いが伝わってくるたくましいものです。この基準にあてはまるいつもの「山のドクダミ」をなんとか集めてきました。

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大きな葉、くっきりと浮き出た葉脈。山のドクダミといえばやっぱりこれです。野生のたくましさを感じます。

今年はいくつもの山を回りましたが最終的に収穫量は例年の半分程度となりました。
がんばって去年の倍くらいは仕込もうと意気込んでいたのですが、なかなか思う通りにはいきません。自然相手ですのでこれはどうしようもありません。
今回仕込んだドクダミは12月からの販売予定です。

最後にオマケ画像を。
ブログでご覧になった方もいるかと思いますが、
ドクダミの葉の裏に潜んでいたカタツムリです。

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まだまだ小さな赤ちゃんカタツムリ。
広い庭をお持ちの裏手宅のアジサイの葉の上にそっと放しておきました。


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採取ノート2014-
大量のカキドオシと
たくましいユキノシタ
2014年6月

カキドオシの群生を見つけました。
去年採取した場所からすぐ近く。繫殖範囲が拡大したようで、今まで見た中で最も大きな群生となっていました。

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いつもはあまり量が取れず、早々に売切れになってしまうのですが、今年はたっぷりの量を仕込みましたので余裕をもってお届けできると思います


この日はユキノシタも取ることができました。
今年採取した場所は、単独の群生ではなく、他の野草と折り重なるような混生状態となっていました。写真にはユキノシタの葉は下のほうに少しだけ見えています。

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野草の強さは、このように他の植物との競争の中で鍛えられるところにあるとも言われています。この生命力の強さが栽培品との違いです。今年はこのたくましいユキノシタからどのようなエキスができるか楽しみです。

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採取ノート2014-
春~初夏の野草を採りに

2014年5月

5~6月は春の野草が一気に勢いを増してぐんぐん成長して、生命力あふれた野草を採取できる時期です。今年もこのタイミングを逃さないよう、電車に揺られてコトコト・・・、ヨモギ、スギナを採りに行ってきました。

大変ありがたいことに、一昨年あたりから、手作り市やネットで知り合った方から野草の繁殖地情報をお寄せいただいておりますので、採集場所の範囲が広がりつつあります。通常は電車で1時間くらいの所に行くことが多いのですが、今年はもう少し遠方、神奈川の秦野まで、約2時間くらいかけて行ってきました。

教えていただいた場所に行ってみると、ヨモギとスギナの群生が目に飛び込んできました。ヨモギやスギナは、比較的探すのに苦労はしない野草ですが、やはり一ヶ所に大量に群生していると作業が楽になるので助かります。

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気のせいかもしれませんが秦野のヨモギはやわらかくやさしい感じで、浸け込んだ後の香りもほんのりやさしい印象です。

スギナはところどころにハルジオンをはさみながら、びっしりと密生。こちらもさわやかな香りがしていました。
ヨモギもスギナも今年は例年以上にたくさん採ることができました。


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採取ノート2013 -
希少種(?)ゲンノショウコを探しに、

2013年10月

すっかり秋らしい気候になった10月の初旬、ゲンノショウコの採取に行ってきました。
ゲンノショウコの花は土用の丑の頃に咲くと言われています。でも最近は異常気象の影響か、なかなかその時期に咲いているのを見なくなりました。毎年、一ヶ月くらい後にずらして取りに行くことにしています。

他の多くの野草がそうであるように、ゲンノショウコも花の咲く頃が最も成分が充実するとされています。
9月にツユクサ取りに出たときにすでに花が咲きはじめているのをチェックしていましたので、そろそろ今が適期と採取に出かけました。

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今年は多摩川上流の川沿いを2~3時間ほどかけてじっくり探し歩きました。
他の野草に比べ、ゲンノショウコは随分少なくなっています。希少種の仲間入りをしたと言ってもいいくらい、
特に都心部、街中ではまったくといっていいほど見ることはありません。

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野山に出かけても見つけるのはなかなか大変です。群生している場所に出会うことはめったにありませんし、やっと見つけた場所も、来年のために1/3程度は残しておくようにしていますのでなかなかまとまった量が取れません。
それでも目を凝らしながら、少しずつ少しずつ、なんとかそれなりの量を集めることができました。

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ゲンノショウコは本当にかわいい花を咲かせます。小指の先くらいの小さな花です。
写真ではそのかわいさが存分に伝えきれず残念です。
風露草とも呼ばれるその名の通り、風に揺られて咲いている様はなんともはかなげな風情があります。
他の野草に押されぎみな中、一生懸命自分の居場所を確保しているようで、がんばれー、と声をかけたくなります。

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採取後に落ちた花びらが一枚一枚がとてもきれいでしたので集めて黒い紙の上にひろげてみました。
よく見ると桜のような薄いピンク色です。

帰り道、なんとも良い香りが漂ってきたので見上げると、ちょうど花真っ盛りのキンモクセイでした。
ものすごい密度でびっしりと花をつけていて、しかも大きな木が何本も連なっていてなかなかの圧巻。
人工的とも思える香水のような香りを振りまいていました。

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川辺に佇む猫。

さて、帰ったらすぐ洗浄です。丁寧に洗って水分が飛んだらその日のうちに浸け込みます。

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半年熟成させてからの出荷となります。
次回のゲンノショウコエキスの販売は来年の3月の予定です。


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採取ノート2013 -
ツユクサ

2013年 9月

猛暑もやっとおさまって、だいぶ涼しくなったきました。
9月に入ったらすぐにでも行きたいと思っていたツユクサの採取に行ってきました。

毎回採取に出るときは、日焼け、虫対策がかかせません。特に今年はマダニ報道があってから、少々暑くても長そでは必須。足元はロングレインシューズでしっかりガードします。
遭難するような場所へは行きませんが、非常事態のSOSとしてホイッスルも携帯して万全の対策です。

場所は埼玉の高麗川周辺。川沿いをテクテクと上流に向かいながら、青い花を目印に探すのですが、やはり猛暑の影響か今年は随分少ないように見えました。
いつもより少し山の奥のほうまで足をのばして、あたりが涼しくなってきたところで、やっと青い色がぽつぽつと目に入るようになってきました。

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不作だったらどうしようかと心配しはじめたところでしたので一安心。

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友禅の下描き絵の具に使ったというツユクサの青は本当に目に鮮やかです。

一ヶ所に群生してくれているとありがたいのですが、なかなかそう都合の良い場所は見つからず・・・。
あっちから少し、こっちから少しと、少しずつ集めました。

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午前中に採取を終えて、すぐに帰って洗浄&浸け込み作業をしました。
しっかり熟成させて半年後の出荷となります。


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採取ノート2013 -
今年も採れました! 山のドクダミ

2013年 5月 - 6月

今年も、茎も葉もしっかりとした山のドクダミを採集することができました。特に今年は茎の太さが印象的で、手で触った時の第一印象は「ごんぶと」です^^。引き抜くと根がずるずるっとついてきます。茎が頑丈なので途中で切れないのです。雨が少なかったのでゆっくりじっくり成長したからでしょうか。

通常の採取では、根絶やしにしないためにも、根の部分は残すように気を使うのですが、ドクダミは取っても取っても生えてくる頑強な野草ですので、今回はあまり気にせず、根がついてきてしまうものはそのままいただいてきました。

今年は都内のものを見るかぎり、5月後半の段階では背丈が低く、例年より成長が遅いように見えました。いつもの採取地に下見に行った時には、ほとんどドクダミはなく、あっても成長がいまひとつでした。
去年と同じきれいなエキスが作れるかどうか、少し心配になっていたのですが、大変有難いことに、今年は採取地在住の方のご好意により、地元の隠れた良い場所を教えていただくことができました。(ユキノシタと同じ場所です。)

★がっちり太い根と茎。
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★うねるように地中にめり込んでいる根。
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★根は縦に横に伸びています。取っても取っても出てくるのは、この根が地中でどんどん伸びて、次の年までしっかり土の中に潜んでいるからです。
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★葉も非常に大きく立派です。
都内の成長不足はいったいなんだったのか^^;
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★玄関に飾ってみました。
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今年も良いエキスができることを祈って・・・。

【5月31日 採取地 武蔵五日市 天気:晴れ / 6月7日 天気:曇り】

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採取ノート2013 -
貴重なユキノシタの群生地

2013年 5月

今年は大変ありがたいことに、採取地在住の方からの方からユキノシタの群生地を教えていただいて、地元の方しか知りえないような場所で採取することができました。
4月に例年のスポットに出かけた時には、まだぽつりぽつりと頼りなげにあるだけで、ほんのわずかしか採ることができませんでした。

案内していただいた所は、大小の群生が何ヶ所か点在しているような形になっていて、このような場所は初めて見ました。それほど山奥ではないのですが、それなりに分け入って行く所なので、これは本当に地元の人でないとわからない場所です。

山から染み出た水のおかげで、雨が少なくても地面はしっとりとしています。また、程よく木々に覆われた環境はいかにもユキノシタが好みそうな場所です。
ついうれしくなってどんどん採ってしまいそうになりますが・・・
一呼吸^^。大事に大事に。一つの場所から半分以上は採らないようにして、手に持てる分量だけいただいてきました。山のミネラルをたっぷり吸収した天然のユキノシタで、今回も良いエキスができそうです。


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【5月31日 採取地 武蔵五日市 天気:晴れ】



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採取ノート2013 -
野生のコノテガシワ?・・発見

2013年 5月

コノテガシワは江戸時代に中国から渡来したもので、現在、日本で見ることのできるコノテガシワのほとんどは園芸種となっています。庭木として植えられていたり、ビルの入口の植栽スペースなどでも見ることができます。本場中国の原種のものは10メートル~20メートルの巨木になるものがあるそうです。

“つみな”では、基本として栽培品ではなく野生のものを使用していますので、できればコノテガシワも野生に近いものを探しています。去年はたまたま山道を一本それたところに偶然見つけたのですが、今年はその近くにさらに荒々しい野趣あふれるコノテガシワを見つけました。

いずれも純粋な野生種ではなく、庭木が野生化したものと思われますが、今年のものは、さらにいっそう野生度が高いといった感じです。

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どうでしょう、この迫力。

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他の植物がツタのように絡んでいます。

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近くで見ると葉先は鮮やかなライトグリーンです。
コノテガシワは、子供が手のひらを上に立てているように見えるので「児の手」が由来となっています。たしかにそんな雰囲気があります。

この日は、ユキノシタも採る予定でしたが、ここのところ乾燥が続いているせいか、湿気を好むユキノシタはいまひとつ元気がないようでした。元気に繁茂するのを待って今回はコノテガシワだけをいただいて帰りました。


【5月10日 採取地 越生市 天気:晴れ】


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採取ノート2013 -
元気いっぱい!カキドオシの花

2013年 4月

4月に店主の実家大分に帰省したときに、カキドオシ、ヨモギ、スギナを採取しました。

カキドオシはちょうど花盛りの時期で、紫色のきれいな花を見ることができました。カキドオシの花を見るのはなかなか難しく、去年は花の咲く頃に何日か採取に出たのですが、結局見られませんでした。カキドオシやドクダミは花の咲く頃がもっとも成分が充実している次期となります。今回は良いタイミングで帰省できました。

カキドオシは良く見ると葉っぱの形もとてもかわいいのです。
短く切って小さなグラスに入れてみたら、形が際立ってちょっと面白い雰囲気になりました。

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カキドオシには良く似た植物がいくつかあって たまに間違えそうになります。独特のミント系のにおいがしますので香りで判断できますが、さらに確実な見分け方は茎を触ってみることです。四角ければ間違いなくカキドオシです。まるで細い角材を触ったかのような感じで、くっきりと手に感じますので一発でわかります。

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茎の断面、真四角です。

カキドオシの他、ヨモギ、スギナも採ることができました。
ヨモギは、気持ちいいくらい勢いのある若葉が採れました。
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採れたてヨモギです。

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こちらはスギナの群生

去年はクール便で東京まで送ったのですが、輸送中にどうしても一部が痛んでしまって、全部を完全な状態で送ることができませんでした。そこでいろいろ考えた結果、今年は良いことを思いつきました。名づけて「生葉フレッシュ輸送」。切り花のように水につけた状態でパッケージして運んだのです。
結果・・・大成功!見事、パリッとした状態で自宅に届きました。

ヨモギはほとんど採った時と同じ状態でした。さらに、この方法のおかげで自宅でカキドオシの花を楽しむことができました^^。

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【4月24日 採取地 大分県大分市 天気:晴れ】











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まだまだ勢いよく咲いていました。
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研究用につけたハルジオン

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ヨモギ     aスギナ

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-2012-


採取ノート2012 ①
今年はじめのスギナ、ヨモギ

2012年 5月

今年は4月まで寒い日が続いたので、都内平地ではすでに散ってしまったハルジオンの花がまだ咲いていました。
花粉たっぷりの花をエキスにすると、お肌しっとりの良い化粧水になるとあったので、さっそく研究用に採取しました。

さて、お目当てのスギナはきれいな黄緑色の良い状態のものでした。
またやはり季節が去年より一週間遅いことが幸いしてか、うれしいことにヨモギも去年より多く見つけました。
それも若葉過ぎず、虫さんの食糧になるほどには成長しすぎず・・の良い塩梅のものです。そのほとんどが、わたしたちが「赤茎」と呼んでいる、「ヤマヨモギ」。香りがよく、効果抜群のエキスになります。

ところで採取の際の悩みのひとつは、まとわりつく小さなストーカー、ヤブ蚊の存在です。この日はまだ比較的少なかったのですが案の定お弁当タイムの時に寄ってきました。
ここで力を発揮するのが“ヨモギエキス”!! まず虫よけとして全身に撒きます。
(エキスの色が濃いので白い衣服にはご注意!)

今日はこれでほぼ大丈夫でしたが、しつこいヤツが一匹いたのでもう直接噴霧してやれっ!とばかりに蚊にシュッと吹きかけると・・・・・なんと笑っちゃうことに、まわれ右をして逃げていってしまったのです!!

つみなの“ヨモギエキス”なかなかやりますね^^。 (店主)

【5月25日、武蔵五日市、天気:曇りのち小雨】








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ドクダミやや早生。つぼみがちらほら。


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きれいな形のヘビイチゴ

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かわいいです。














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採取ノート2012 
ヘビイチゴとスイカズラの花 (前編)

ドクダミをもとめて前週と同じ場所に。
ところが去年と同時期にもかかわらず、まだそんなに花が咲いていませんでした。家の近所のは花ざかりなのに・・・。やはり山は一週間遅いんですね。
それでも「山のドクダミ」は手ざわりからして生きのよさが違います。ショップでも人気の高いドクダミですから、今年もエキスはしっかり作らなくてはという気持ちで、頑張ってそこそこの量を摘んできました。

ところで今年はどうしてもヘビイチゴのエキスを作りたくて、道々ずっと目を光らせていたところ、けっこう見つけるとこができました。
食べることはできないのですが、赤い実は野山のかわいいアクセント。藪の中には色も形もよいものがひそんでいます。

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帰ってさっそく浸けてみました。エキスがきれいな薄赤色なのがほんの数時間というところが残念なのですが・・・このエキスは虫刺されのかゆみに最強らしいのです。どれだけの量がとれるかはまだ分かりませんが、出来上がりがたのしみです。
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今回もお昼ご飯は、ヨモギエキス持参でヤブ蚊と闘いながら(笑)・・・。
お昼の定番は自分で握った玄米おにぎりに、梅干、練り味噌、漬物など。それから水筒持参の熱い野草茶です。 野外でいただく玄米おにぎりは格別です。

話は変わりますが、この時期だけに収穫できるもののひとつに、スイカズラの花があります。
スイカズラは生薬名「忍冬(にんどう)」と言い、抗菌・鎮径作用に優れ、解熱や神経痛のいたみなどに用いられています。またその花は金銀花とも称し、これも同様に用いられるほか、最近ではその成分であるタンニンやサポニン、フラボノイド等がお肌にも効果があるということで、化粧品成分としても注目されています。肌荒れ改善やひきしめに効果が期待できそう・・・というわけです。

こんなに優れたスイカズラですが、更にすばらしいのはなんともいえない花の良い香りです。
その清楚でなんとも奥ゆかしい香りをぜひエキスに移せたらどんなによいことでしょう!
今をのがすまじと勇んで採取したのですが・・・・(後編に続く)

(店主)

【6月1日、武蔵五日市、天気:曇り】