野草のプロフィール
ビワ葉
◆野生に近いビワの木から厳選しています。
栽培品ではなく、できるだけ自然に近い野生の状態の木を見つけ、その中から厳選して葉を選んでいます。
ビワの葉は、緑が濃く厚手のしっかりとしたものが良いとされています。
見た目のきれいな若葉よりも年数を経た葉に成分が凝縮されているからです。
緑の濃い厚手のしっかりした葉を厳選しています。
ツヤツヤとして、とても力強い葉っぱです
●良い葉を集めるための工夫
ビワ葉は年間通して収穫が可能なため、時期を選ばず採取して仕込むことができます。それでも採る時期の目安としては、できるだけ秋~冬を中心としています。春から夏にかけての実をつける頃より、この時期のほうが葉にエネルギーが集中しているからです。
産地については以前は店主実家の大分産の葉を使用していましたが、ビワの木は一年おきに豊作/不作を繰り返すことが多いので、常に良い葉を集められるよう、何ヶ所か別の場所を確保しています。最近では高知県の室戸岬や、東京青梅の自然農法の畑の木も仲間入りしています。
◆熟成すると、深くまろやかなエキスに
ビワ葉エキスは熟成すると、まろやかで深みのあるエキスになります。基本的には1年熟成をベースとして2年ものをブレンドしています。今後は3年熟成も加えられるよう収穫量を調整しながらストックしています。
産地の違いや採取年度による違いもみながら、最適なバランスとなるよう調整しています。
◆ほのかに実の香り
原料はビワ葉のみですが、出来上がったエキスはほんのりとビワの実の香りがします。アンズのような香りとおっしゃるお客様もいます。ビワ葉エキスは不思議なことに葉以外は使用していないのに、仕込みの初期段階からフレッシュフルーツのような香りがします。熟成がすすむにつれだん
だん落ち着いた果実酒のような香りになります。
◆自家製コスメ派のお客様も。
ビワ葉エキスは知名度が高いこともあって昔からご愛用者が多く、マルシェにご来店のお客様からも、お肌の調子が良くなったというお声をたくさんいただきます。
最近はビワの葉を売っているネットショップも増えていますし、ビワ葉エキスの作り方もたくさんのサイトで紹介されています。当店のお客様の中には「以前はよく作っていたんですよね」と言いながら買っていかれる方もおられます。
ビワ葉エキス
60ml \1,500
■原材料 ビワ葉(産地:大分・高知県室戸市・青梅) ホワイトリカー(35度)
■内容量 60ml
■保存
・防腐剤など添加物は一切使用しておりません。
直射日光を避けてできるだけ涼しい場所で保管してください。
・抽出ベースとなるアルコールは梅酒を浸ける時に使うものと同じものですので冷暗所であれば長期保存が可能です。長く置くほど熟成され、使用感はまろやかになってきますが、開封後は使用条件により劣化することも考えられますので、1年を目安に使い切るようお願いします。
■お作りになった野草水の保存
付属のボトルを使用して水で希釈した野草水は冷蔵庫に保管の上、一週間で使い切るようお願いします。
■使用上の注意
・飲用ではありません。手作り化粧水の原料としてお使いください。アルコール度数が高いので
お子様の誤飲にはご注意ください。
・アルコールが肌に合わない方はご使用をお控えください。
・使用中に、はれ、赤みなど異常を感じた時はご使用を中止してください。
・開封後は水などが入らないようご注意ください。
■■■■ 北海道にお住まいの方へ。■■■
~白樺アレルギーとビワについて~
北海道では、稀に白樺の花粉にアレルギーを症状を示す人がいます。
目のかゆみや、くしゃみが出るなどの他、バラ科の果物(ビワ、リンゴ、サクランボ、モモ等)を食べると口の中がかゆくなる症状が出るそうでうです。今までにビワ葉エキスを使用して肌にトラブルを起こした事例はありませんが、念のため、お使いになるときはパッチテストを十分に行ってください。
(白樺花粉症の発生時期は4月末~5月下旬頃)